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このようなお悩みありませんか?

  • 首の後ろから肩、背中にかけて常に重苦しい痛みや突っ張り感がある 「マッサージに行ってもその日しか効果がなく、慢性的で鋭い痛みに変わってきた」
  • 首を後ろに反らしたり、左右に振り向いたりすると激痛が走る 「上を見上げる動作(洗濯物を干す、うがいをする等)をすると、首から肩甲骨に痛みが抜ける」
  • 首の痛みだけでなく、片方の腕や手、指先に「しびれ」やピリピリ感がある 「正座の後のようなしびれが常に手の特定の部分にあり、感覚が鈍くなっている気がする」
  • 最近、箸が使いにくい、衣服のボタンが留めにくいなど手が器用に動かない 「手の細かい作業が明らかに不器用になり、物をよく落とすようになった」
  • 交通事故(追突など)の後から、首の痛みや頭痛、めまい、吐き気が続いている 「むちうちと言われたが、湿布だけで様子を見ていて一向に症状が改善しない」

首(頸椎)の構造と首の痛みの本質|仙台若林整形外科クリニック

頭部を支える繊細な構造だからこそ、神経への影響を見極める必要があります

首(頸椎)は、約5kg前後ある重い頭部を支えながら、上下左右へと複雑に動かす非常に負担のかかりやすい部位です。7つの骨(頸椎)が積み重なって構成されており、その骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板(ついかんばん)」があり、後方には脳から全身へと繋がる重要な神経(脊髄・神経根)が通っています。

首の痛みは、単なる筋肉の疲労(筋肉痛や肩こり)から、骨の変形や椎間板の飛び出しによる「神経の圧迫」まで原因が多岐にわたります。

【注意】すぐに整形外科を受診すべき「危険なサイン」

「手の細かい作業ができない(ボタンが留められない、箸がうまく使えない)」「歩行時に足がもつれる、階段が降りにくい」といった症状がある場合、神経の本幹である「脊髄(せきずい)」が強く圧迫されている可能性(頸椎症性脊髄症など)があります。これらは放置すると不可逆的な麻痺(まひ)に繋がる恐れがあるため、至急の精密検査が必要です。

首の痛みを引き起こす代表的な疾患|仙台若林整形外科クリニック

首の痛みは、痛む部位やしびれの有無、動作による痛みの変化などを客観的に評価し、以下の疾患等から原因を特定します。

変形性頸椎症

(へんけいせいけいついしょう)

加齢に伴い、頸椎の骨に変形(骨棘という骨のトゲ)が生じたり、椎間板が傷んだりする状態。首や肩、背中の慢性的な痛みや重だるさ。首を動かしたときにグキッと痛む。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎の骨の間にある椎間板が飛び出し、脊髄や神経根を物理的に圧迫する疾患。首の痛みに加え、片側の腕から手にかけての激しい痛みやしびれ。上を向くと悪化する。

頸椎症性神経根症

(けいついしょうせいしんけいこんしょう)

骨の変形(骨棘)などにより、脊髄から枝分かれした細い神経(神経根)が圧迫される病態。片側の首から肩、腕への放散痛やしびれ。筋力低下(腕に力が入らない)を伴うこともある。

外傷性頸部症候群

(いわゆる「むちうち」)

交通事故やスポーツでの衝突により、首が強制的にしなり、筋肉や靭帯などの軟部組織を損傷。事故数日後からの首の痛み、可動域制限、頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感。

ストレートネック

(スマホ首など)

骨の変形ではなく、長時間のパソコンやスマホ操作などの不良姿勢により、頸椎の正常なカーブが消失した状態。首・肩の慢性的な凝り、緊張型頭痛、眼精疲労。骨に異常がないのに痛むケースの代表格。

仙台若林整形外科クリニックによる「首の痛み」診療|仙台若林整形外科クリニック

超音波(エコー)を駆使した筋肉・筋膜の「動的診断」

レントゲン検査(骨の異常を確認)だけでは捉えきれない、首の周りの微細な筋肉や靭帯、神経の滑走性(動きのスムーズさ)を、超音波診断装置(エコー)を用いて動的に観察します。これにより、痛みの引き金となっている「筋膜の癒着」や「微細な炎症」をピンポイントで特定できます。

頸椎のアライメント(配列)を根本から整える個別リハビリ

痛みが緩和した後は、[理学療法士]がマンツーマンでリハビリテーションを行います。単に首をマッサージするのではなく、首の負担を増長させている原因(猫背、巻き肩、胸椎の硬さなど)を全身のバイオメカニクス(動作解析)から評価。首を支えるインナーマッスルの強化や姿勢指導を行い、再発しない身体へと導きます。

首の痛みの治療ステップ例|仙台若林整形外科クリニック

1.詳細な問診と神経学的検査(反射・感覚・筋力の測定)

いつから、どのような動作で痛むのかを伺い、手のしびれや、腱反射、握力測定などの神経学的検査を行い、どの神経が障害されているかの目星をつけます。

2.画像診断(レントゲン・エコー)による原因特定

レントゲンで骨の並びや変形、椎間板の潰れ具合を確認し、必要に応じてエコーで軟部組織の状態を診ます。脊髄の強い圧迫(ヘルニア等)が疑われる場合は、紹介状を作成しMRI検査を手配します。

3.急性期の除痛(薬物療法・精密注射)

痛みが激しい場合は、消炎鎮痛剤や神経障害性疼痛薬を適切に処方するほか、エコーガイド下での注射や投薬を適用し、まずは痛みの悪循環を遮断します。

4.理学療法によるアライメント修正と再発予防

炎症が落ち着いた段階で、理学療法士による運動療法(リハビリ)へ移行します。首の負担を減らすためのリハビリ、ストレートネック改善のためのセルフストレッチ指導を徹底します。

首の痛みに関するよくある質問と回答(FAQ)|仙台若林整形外科クリニック

Q1. 朝起きたら首が回らない「寝違え」になりました。数日様子を見ていれば自然に治るものでしょうか?

A. 通常の寝違えであれば数日から1週間程度で軽快しますが、「痛みが徐々に強くなる」「腕にしびれが出る」場合は、単なる寝違えではなく頸椎の疾患が隠れている可能性があるため、早期の受診が必要です。

【当院の視点】 臨床現場において「ただの寝違えだと思って放置していた」という患者様を精密検査すると、実は椎間板ヘルニアの発症や、頸椎の関節に強い炎症が起きているケースが少なくありません。私たちが受診を強く推奨する基準は、「発症から3日経っても痛みのピークが変わらない、あるいは悪化している」「首を動かしたときに、肩から腕、指先にかけてピリッとした電気のような痛みやしびれが走る」という場合です。これは神経根(脊髄から出る神経の根本)が圧迫されている危険信号です。当院では、自己判断での無理なストレッチや、ご家族によるマッサージは炎症を急激に悪化させるリスクがあるため推奨していません。まずはレントゲン等で骨や関節の並び(アライメント)を確認し、急性期の強い痛みに対しては適切な消炎鎮痛剤の処方や、必要に応じてピンポイントのブロック注射で早期に痛みの悪循環を断ち切るアプローチを行います。

Q2. レントゲンで「ストレートネック(スマホ首)」と言われました。これは骨の変形だから治らないのでしょうか?

A. ストレートネック自体は「骨そのものの変形」ではなく、周囲の筋肉の緊張や姿勢の崩れによる「配列(アライメント)の異常」です。

適切なリハビリと習慣改善で、本来のカーブや機能を取り戻すことは十分に可能です。

【当院の視点】 近年、スマートフォンやPCの普及に伴い「ストレートネックだから肩こりや首の痛みは諦めるしかない」と思い込んでいる方が非常に多いと感じます。しかし、これは生まれつきの骨の異常ではなく、約5〜6kgもある頭部を支える首の筋肉が疲弊し、本来あるべき緩やかな前方へのカーブが一時的にまっすぐになってしまっている状態に過ぎません。当院の治療方針は、単に「首を温める」「電気を流す」といった対症療法にとどまりません。重要なのは、なぜストレートネックになってしまったのかという根本原因(骨盤の傾き、猫背などの胸椎の硬さ、インナーマッスルの弱化)を評価することです。当院の理学療法士は、首だけを見るのではなく、体幹や骨盤を含めたトータルな姿勢アプローチ(運動療法)を行います。筋肉の柔軟性と正しい骨の配列を取り戻すことで、頭の重さを効率よく分散できる体に作り変え、再発しない状態を目指します。

Q3. 首の痛みだけでなく、肩から腕、手先にかけてピリピリとしたしびれがあります。どのような病気が考えられますか?

A. 首の骨(頸椎)の間にあるクッションが飛び出す「頸椎椎間板ヘルニア」や、加齢による骨の変形が神経を圧迫する「頸椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)」の可能性があります。

【当院の視点】 首の痛みだけでなく「腕や手へのしびれ・放散痛」を伴う場合、病態は筋肉のレベルから「神経のレベル」へと進行しています。特に「首を後ろに反らせたり、しびれる側に首を傾けたりすると痛みが激走する」という症状は、神経の通り道が狭くなっている典型的なサインです。この段階で最もやってはいけないことは、原因が特定されていない状態で首を強く揉んだり、引っ張ったりすることです。最悪の場合、神経をさらに傷つけ、手の巧緻運動障害(ボタンが留めにくい、お箸が使いにくいなど)や、歩行障害といった重篤な後遺症につながるリスクがあります。当院では、詳細な神経学的診察(反射や感覚、筋力のテスト)を行い、どの神経が障害されているかを論理的に特定します。治療においては、神経の炎症を抑える特殊な内服薬の調整、物理療法、そして神経へのストレスを減らすための首・胸郭の可動域を広げる専門的なリハビリテーションを組み合わせて対応致します。

Q4. 首の痛みが強くなると、決まって頭痛やめまい、吐き気がしてきます。これも整形外科の領域ですか?

A. はい、整形外科の領域にも含まれます。

首の筋肉の異常緊張から起こる「緊張型頭痛」や、首の関節・神経のトラブルから生じる「頸性(けいせい)めまい」の可能性があり、整形外科的なアプローチで改善するケースがあります。

【当院の視点】 頭痛やめまいが起きると、まずは脳神経外科や内科を受診される方が多く、脳のMRIなどで「異常なし」と言われて当院に辿り着く患者様が少なくありません。脳に異常がない場合の多くは、首の後ろにある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という小さな筋肉の塊がガチガチに固まり、そこを通る神経(大後頭神経)や血管を圧迫していることが原因です。当院では、これらの症状に対して「単なる体調不良」として片付けるのではなく、頸椎の運動性と筋肉の緊張度を緻密に評価します。リハビリテーションによって後頭部から首・背中にかけての筋緊張をピンポイントで解放し、頭部への血流を改善させることで、長年薬が手放せなかった慢性頭痛や、原因不明とされていためまいが劇的に軽快するケースを数多く経験しています。内科等で症状が改善しなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。

Q5. 整形外科でよく見かける「首の牽引(引っ張る治療)」は、本当に効果があるのでしょうか?

A. 適切な適応(疾患や時期)を見極めて行えば、椎間板の圧力を下げ、神経への圧迫や筋肉の緊張を緩和する有効な治療手段です。ただし、誰にでも一律に行えば良いというものではありません。

※当院では牽引は実施しておりません。

【当院の視点】 「整形外科に行くといつもただ引っ張られるだけ」というマイナスなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。私たちは、牽引治療を単なるルーティンワークとしては行いません。牽引が効果を発揮するのは、頸椎症やヘルニアなどで「骨と骨の間隔が狭くなり、神経が圧迫されている」かつ「急性期の激しい炎症が落ち着いた時期」です。

牽引によって物理的に頸椎の間隔をわずかに広げることで、椎間板内の圧力が下がり、神経への当たりが和らぎます。同時に、首の深層にある筋肉を優しくストレッチする効果もあります。当院では、牽引は実施しませんのでご参考頂ければと思います。

Q6. 首の痛みを予防・改善するために、どのような「枕」を選べば良いですか?

A. 高すぎる枕や柔らかすぎる枕は避け、仰向けに寝たときに「首の骨の緩やかなカーブ(前弯)が自然に維持できる高さ」かつ「スムーズに寝返りが打てる硬さ」のものを選ぶことが医学的に推奨されます。

【当院の視点】 「オーダーメイドの高い枕に変えたのに首が痛い」と相談される患者様が非常に多いですが、高価な枕が必ずしもあなたの首に合っているとは限りません。重要なのはブランドではなく「寝姿勢の力学的バランス」です。

理想的な枕の条件は2つあります。

1つ目は、仰向け時に視線が真上よりやや足元を向く(約15度うつむく)高さであること。

これにより、首の後ろの筋肉が最もリラックスします。

2つ目は、横向きに寝たときに、額・鼻・顎・胸骨を結ぶ線がベッドの床面と平行になることです。

また、沈み込みすぎる低反発枕は寝返りを妨げ、一晩中首に同じ負荷をかけ続けるため、当院では適度な反発力のある枕を推奨しています。当院のリハビリでは、自宅にあるバスタオルを使って、患者様一人ひとりの体型に合わせた最適な枕の高さ(タオル枕)を実際に作成し、日常生活のセルフケア指導として徹底しています。

Q7. 交通事故で「むちうち(外傷性頸部症候群)」になりました。事故直後はあまり痛くなかったのですが、後から症状が出てくるというのは本当ですか?

A. 本当です。

事故直後は人間の体が興奮状態(アドレナリンの分泌)にあるため痛みを感じにくく、数日から1週間ほど経ってから強い痛み、頭痛、めまい、手のしびれなどが現れることが多々あります。

【当院の視点】 交通事故によるむちうちは、一般的な寝違えや肩こりとは異なり、非常に強い衝撃(エネルギー)が頸椎に加わっています。事故直後に「大したことないから」と放置してしまうことが、将来的に長引く後遺症(慢性的な首の痛み、頭痛、自律神経失調症状)を引き起こす最大の原因となります。

当院では、交通事故患者様の初期診断において、目に見える骨折だけでなく、微細な靭帯や筋肉の損傷、神経へのダメージの有無を評価します。急性期には無理なリハビリを避け、適切な固定や投薬で炎症を最短で抑え込み、時期を見極めて段階的に専門的なリハビリへと移行します。また、後遺症を残さないための純粋な医療提供はもちろんのこと、事故後の手続きや自賠責保険に関する適切なアドバイスも行い、患者様が精神的にも安心して治療に専念できる環境を整えています。少しでも事故の衝撃を受けたら、症状の有無に関わらず、速やかに当院を受診してください。

Q8. 整体院やカイロプラクティックで「首をボキボキ鳴らす施術」を受けたら首の痛みが楽になると聞きましたが、危険性はありますか?

A. 医学的な観点から、首を急激に捻ってボキボキと鳴らす施術は極めて高いリスクを伴うため、絶対にお勧めしません。厚生労働省からも一部の施術に対して禁止・制限の通知が出されています。

【当院の視点】 関節が鳴る音によって一時的にスッキリした感覚を覚えるかもしれませんが、これは医学的な治療ではありません。首(頸椎)には、脳へ血液を送る非常に重要な血管(椎骨動脈)や、全身をコントロールする中枢神経(脊髄)が文字通りミリ単位の隙間を通っています。事前にレントゲンやMRIによる解剖学的な骨・神経のチェック(確定診断)を行わずに、首に急激な回転ストレスや衝撃(アジャスト等と呼ばれる施術)を加える行為は、血管の損傷(椎骨動脈解離による脳梗塞のリスク)や、神経根・脊髄の急性圧迫(最悪の場合、四肢麻痺)を招く恐れがあります。当院の整形外科治療およびリハビリテーションでは、このような解剖学的リスクを伴う危険な施術は一切行いません。解剖学・運動学のライセンスを持つ医療の専門家として、安全性が担保されたエビデンス(科学的根拠)に基づく愛護的かつ効果的なアプローチのみを提供しています。

仙台若林整形外科クリニック

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