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このようなお悩みありませんか?
- 若い頃に比べて身長が縮んできた、または背中や腰が曲がってきた 「2cm以上身長が低くなった気がする」「鏡で見ると姿勢が明らかに前かがみになっている」
- ちょっとした段差でつまずくようになり、歩く速度が落ちてきた 「横断歩道を青信号のうちに渡りきれない」「以前に比べて足が上がりにくく、よく転びそうになる」
- 同世代の友人が骨折を機に、急に介護が必要になってしまい他人事と思えない 「転んだだけで太ももの骨を折って寝たきりになった話を聞き、自分は大丈夫か不安」
- 健康診断の簡易検査で「骨密度が低い」と指摘されたが、どうすべきか分からない 「手首や踵(かかと)の検査で引っかかったが、特に痛みの症状がないため放置してしまっている」
- 骨に良いとされる食事やサプリメントを試しているが、効果が出ているか不明 「自己流の対策を続けているものの、本当に骨量が維持できているのか確認したい」
骨粗鬆症とロコモの密接な因果関係について|仙台若林整形外科クリニック
「骨の脆弱化」と「運動機能の低下」が招く、健康寿命の短縮を防ぐ
骨粗鬆症(骨強度の低下によって骨折しやすくなる疾患)と、ロコモティブシンドローム(筋肉、骨、関節などの運動器の障害により、要介護になるリスクが高い状態)は、独立した問題ではありません。
骨粗鬆症の進行(骨密度の低下)
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軽微な転倒で「骨折(特に大腿骨や脊椎)」が発生
↓
活動量の低下・長期安静
↓
筋力やバランス能力の急激な低下(ロコモの重症化)
↓
要支援・要介護状態(健康寿命の短縮)
当院では、これらを一体の「運動器疾患」として捉え、最新の測定機器による正確なスクリーニングと、ガイドラインに基づいた薬物療法・運動療法を組み合わせることで、健康寿命を科学的に延伸させるアプローチを行います。
骨粗鬆症外来:精度の高い診断とオーダーメイド治療|仙台若林整形外科クリニック
【骨密度測定の標準】DEXA(デキサ)法による精密検査
当院では、日本骨粗鬆症学会のガイドラインで推奨されている[DEXA(デキサ)法骨密度測定装置]を導入しています。 手首や踵(かかと)の簡易測定とは異なり、骨折すると要介護リスクが極めて高い「腰椎(腰の骨)」と「大腿骨(太ももの付け根の骨)」の2箇所の骨密度を直接、極めて少ないX線量で精密に測定します。
骨代謝マーカー(血液検査)による「骨の質」の評価
骨の強さは「骨密度(量)」だけでなく「骨の質」も関係します。当院では血液検査によって「骨を壊すスピード(骨吸収)」と「骨を作るスピード(骨形成)」のバランス(骨代謝マーカー)を定量化します。これにより、現在の進行リスクを評価し、最適な治療薬を選択するための科学的根拠を得ます。
作用機序を考慮した「骨粗鬆症の薬物療法」
骨粗鬆症の治療薬は、患者様の骨代謝データ(血液検査結果)や年齢、過去の骨折歴に応じて選択します。
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骨吸収抑制薬: 骨が過剰に削られるのを抑え、骨密度を上昇させます。
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骨形成促進薬: 骨を作る細胞を活性化させ、新しい骨の形成を強力に促します(骨折リスクが極めて高い方に適用)。
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骨代謝調整薬:骨の代謝バランスを整え、骨の強度を維持します。
理学療法士(PT)による「ロコトレ(ロコモショントレーニング)」の指導|仙台若林整形外科クリニック
当院の[理学療法士]が安全かつ効果的な個別運動プログラムを設計します。下肢筋力、バランス能力、深部感覚(固有受容感覚)を効率よく鍛えることで、日常生活における転倒リスクを物理的に低減させます。
骨粗鬆症・ロコモ対策の治療ステップ|仙台若林整形外科クリニック
DEXA法による腰椎・大腿骨の骨密度測定、骨代謝マーカーの血液検査、および各種ロコモ度テストを行い、現在の骨の状態と運動機能をすべて数値化します。
測定されたデータをガイドラインの診断基準(若年成人平均値:YAM値との比較など)に照らし合わせ、現在の骨折リスク等を分かりやすく解説。
骨代謝のタイプに合わせた最適な医薬品を処方すると同時に、必要に応じて理学療法士によるマンツーマンのリハビリテーション(筋力・バランス訓練、適切な歩行指導)を開始します。
骨密度の変化や薬の効果、運動機能の回復具合を確認するため、[半年に1回〜1年に1回]の定期検査を行います。データに基づき、薬の調整や運動メニューのブラッシュアップを継続します。
骨粗鬆症のよくある質問(FAQ)|仙台若林整形外科クリニック
Q1. 骨粗鬆症は「自覚症状がない」と言われますが、重大な骨折を起こす前に自分で気づける初期サインはありますか?
A,骨粗鬆症そのものが原因で「骨が痛む」ということはほぼありません。
しかし、「20代の頃に比べて身長が2cm以上縮んだ」「最近、背中や腰が丸くなってきた気がする」「壁に背中とお尻をつけて立ったとき、後頭部が壁につかない」といった変化は、痛みのないまま背骨が潰れる「いつの間にか骨折(椎体骨折)」が発生しているサインです。
【専門的所感】 臨床統計上、背骨の圧迫骨折(椎体骨折)の約3分の2は、発生時に激しい腰痛を伴わない「無症候性」です。日本骨粗鬆症学会のガイドラインでも、過去の最高身長から2cm以上の短縮、あるいは1年間で1cm以上の短縮がある場合は、骨密度検査と胸腰椎のX線検査を行うことが強く推奨されています。背骨が1箇所潰れると、周囲の骨にかかる力学的負荷のバランスが崩れ、1年以内に次の骨折が発生するリスク(ドミノ骨折)が約4倍に跳ね上がります。「痛くないから大丈夫」ではなく、「体型の変化」を定量的に捉えることが、寝たきりを防ぐ最大の防衛策です。
Q2. 健康診断の「手のレントゲン」や「足の超音波」で「異常なし」であれば、骨粗鬆症の心配は不要ですか?
A,いいえ、安心はできません。
健康診断で行われるスクリーニング検査(手のMD法や足の踵のQUS法)は、あくまで簡易的なリスク評価です。寝たきりや要介護状態に直結する「腰椎(腰の骨)」や「大腿骨(太ももの付け根)」の実際の骨密度や骨折リスクを、これらの簡易検査だけで正確に判定することは医学的に不可能です。
【専門的所感】 手の骨や踵の骨は、日常生活で常に強い負荷がかかっているため、加齢による骨密度の低下が遅く出ることがあります。そのため、簡易検査で「判定A(正常)」と出た方が、当院で精密検査を行ったところ、腰椎や大腿骨はすでに治療介入が必要な「骨粗鬆症レベル(YAM値70%未満)」まで進行していたというケースは珍しくありません。世界保健機関(WHO)および国内ガイドラインにおいて、診断のゴールドスタンダード(標準)とされているのは「DEXA(デキサ)法」を用いて腰椎と大腿骨の2箇所を直接測定する方法です。当院ではこの高精度DEXA機器を完備し、診断を行っています。
Q3. 骨粗鬆症の薬は「一度飲み始めたら一生辞められない」というのは本当ですか?
A,一生飲み続ける必要はありません。
治療によって骨密度が十分に上昇し、骨折リスクが低下した段階で、一時的に薬を休む「休薬期間」を設けたり、骨の維持ステージに合わせた別のマイルドな薬剤へ切り替えたりするアプローチを行います。
Q4. 市販のカルシウムサプリメントを毎日摂取していれば、病院での薬物治療は受けなくても大丈夫ですか?
A,すでに骨粗鬆症と診断されている場合、サプリメントや食事療法だけで骨密度を正常域まで回復させることは困難です。
サプリメントはあくまで「骨の材料」を補給するものであり、減少した骨密度を再び増加させるためには、骨の代謝シグナルそのものをコントロールする「医療用医薬品」による加療が不可欠です。
【専門的所感】 人間の骨は、破骨細胞(骨を壊す)と骨芽細胞(骨を作る)の絶妙なバランスで成り立っていますが、骨粗鬆症の病態下では、壊すスピードが作るスピードを圧倒的に上回っています。この状態のときに材料(カルシウム)だけを大量に投入しても、吸収されずに体外へ排出されるか、あるいは脆い骨構造の中に無駄に沈着するだけで、骨強度の改善には繋がりません。また、カルシウムの吸収にはビタミンDやビタミンK2といった微量元素の相互作用が必要であり、これらは医療用の活性型ビタミンD3製剤などでなければ、適切な血中濃度を維持できません。サプリメントは「治療の補助・予防」として位置づけ、まずは崩れた骨代謝バランスを正常化する医薬品治療を優先すべきです。
Q5. 骨粗鬆症は女性の病気というイメージがありますが、男性でも発症しますか?その場合のリスク因子は何ですか?
A,男性の患者様も非常に多く、国内の推定患者数約1,590万人のうち約4分の1(約410万人)は男性です。
男性の場合は女性のような閉経による急激なエストロゲン(女性ホルモン)の低下がない分、「糖尿病」「慢性腎臓病(CKD)」などの生活習慣病、あるいは「過度の飲酒・喫煙」「ステロイド薬の長期服用」に伴う「続発性(ぞくはつせい)骨粗鬆症」の割合が高いという特徴があります。
【専門的所感】 男性の骨粗鬆症で最も厄介なのは、「自分には関係ない」というバイアスによって発見が遅れ、最初から「大腿骨近位部骨折(太ももの付け根の骨折)」という寝たきりに直結する重篤な状態で搬送されてくる点です。特に注意すべきは「糖尿病」を合併しているケースです。高血糖状態が続くと、骨のコラーゲン繊維の間に悪玉の架橋(ペントシジンなど)が形成され、骨の「質」が著しく劣化します。この場合、DEXA法で測定した骨密度の数値が「正常に近い(YAM値80%以上)」であっても、骨自体がガラスのように脆くなっており、軽い転倒で簡単に骨折します。生活習慣病をお持ちの男性は、年齢に関わらず一度骨密度と骨質の評価を行うべきです。
Q6. 骨粗鬆症と診断されましたが、リハビリや運動は行っても安全ですか?骨折を誘発しませんか?
A,運動は骨密度を維持・向上させるために必須の治療です。
骨は「物理的な負荷(機械的刺激)が加わることで、自らを強くするシグナルを出す」という特性を持っています。ただし、骨の脆さの度合いによっては、「絶対に避けるべき危険な動作(背中を深く丸める動きなど)」があるため、理学療法士などの専門指導のもとで安全に実施する必要があります。
【専門的所感】 骨を強くしようと自己判断で行う「過度な腹筋運動」や「前屈ストレッチ」は、脆弱になった脊椎の椎体前方に過剰な圧縮応力を集中させ、自ら圧迫骨折を誘発する(微小骨折の引き金になる)ため、整形外科的には禁忌(やってはいけない動き)です。当院のリハビリテーションでは、既存の骨折リスクを評価した上で、直立状態で重力を利用して骨芽細胞を刺激する「かかと落とし運動(ヒールレイズ)」や、転倒の直接原因となる下肢の踏み込み不足を解消する「大腿四頭筋・臀筋群の等尺性トレーニング」を指導します。骨密度を上げるだけでなく、「転ばない体(バランス能力)」を養うリハビリを医師の処方に基づいて提供しています。
仙台若林整形外科クリニック
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