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このようなお悩みありませんか?

  • 親指を動かすと手首の親指側が痛む。「整形外科を受診した方がよいのか、それとも様子を見ても治るのだろうか」
  • ペットボトルのふたを開けたり、スマートフォンを操作したりすると痛みが出る。「湿布を貼っているけれど、なかなか良くならない」
  • 育児や仕事で手を休められず、痛みが続いている。「子どもを抱っこするたびに痛みが強くなり、このままで大丈夫だろうか」
  • 手首を使うたびに痛みがあり、日常生活に支障を感じている。「手術になるのではないかと不安で受診をためらっている」

ドケルバン病は早めに整形外科を受診することが大切|仙台若林整形外科クリニック

このようなお悩みをお持ちではありませんか。

ドケルバン病は、親指を動かす腱が通る「腱鞘(けんしょう)」というトンネル状の組織で炎症が起こる病気です。炎症によって腱の動きが悪くなると、親指を動かすたびに痛みを感じるようになります。育児中の方や手をよく使う仕事の方だけでなく、更年期の女性にもみられることがあります。

無理に使い続けると炎症が強くなり、日常生活にも影響が及ぶことがあります。早期に原因を確認し、適切な治療を始めることで、症状の悪化や長期化を防げる可能性があります。

この記事では、ドケルバン病の原因や症状、整形外科を受診する必要性、治療方法について分かりやすく解説します。不安や疑問を解消し、安心して受診をご検討いただくための参考になれば幸いです。

 

ドケルバン病を放置するリスク

症状を我慢して手首を使い続けると、炎症が慢性化する可能性があります。慢性化すると安静だけでは改善しにくくなり、治療期間が長くなってしまうことも多いです。

例えば、次のような動作が困難になることがあります。

〇子どもの抱っこ

〇フライパンを持つ

〇ペットボトルのふたを開ける

〇ドアノブを回す

〇パソコンやスマートフォンの操作

痛みを避けるために反対の手ばかり使うと、反対側にも負担がかかってしまう場合があります。そのため、症状が軽いうちから治療を開始することが重要です。

自己判断だけでは原因を特定できないことがあります

手首の親指側の痛みがすべてドケルバン病とは限りません。

同じような症状でも、

〇母指CM関節症

〇手関節の靱帯損傷

〇骨折

〇炎症性疾患

などが原因となっている場合があります。

症状だけで区別することは難しいため、自己判断で湿布やサポーターだけを続けると、必要な治療が遅れてしまう可能性があります。

正確な診断には診察と画像検査が重要|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病の診断は、丁寧な問診と身体診察が基本となります。痛みが始まった時期や仕事内容、スポーツ歴、育児の状況などを確認し、痛みの原因を総合的に判断します。

身体診察で痛みの原因を確認します

診察では、痛みの場所や腫れの有無、親指を動かした際の痛みなどを確認します。

代表的な診察方法として、親指を握り込んだ状態で手首を小指側へ曲げる「フィンケルシュタインテスト」があります。この動作で親指側に強い痛みが誘発される場合は、ドケルバン病の疑いがあります。

ただし、この検査だけで確定診断するわけではありません。ほかの病気との鑑別も含めて総合的に判断します。

必要に応じて画像検査を行います

ドケルバン病自体は診察で診断できることが多い疾患ですが、骨折や関節の変形など別の病気が疑われる場合にはX線(レントゲン)検査を行います。

また、超音波(エコー)検査では腱や腱鞘の状態を確認でき、炎症の程度や腱の動きを評価するのに役立ちます。

画像検査を組み合わせることで、症状の原因をより正確に把握し、お一人おひとりに合った治療方針を検討します。

専門医による適切な治療が症状改善への第一歩|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は、早期であれば保存療法によって改善が期待できることが多い疾患です。そのため、痛みを我慢し続けるよりも、原因を確認して早めに治療を受けることが重要です。

保存療法を基本に治療を進めます

症状や生活状況に応じて、手首や親指を休ませる工夫、装具療法、消炎鎮痛薬、リハビリテーションなどを組み合わせて治療を行うのが一般的です。

保存療法であまり改善がみられない場合には、炎症を抑える注射治療をすることもあります。さらに、症状が長期間続いて日常生活への影響が大きい場合は、手術療法も検討することがあります。

手首の痛みが続くときや、親指を動かすたびに痛みを感じる場合は、早めに整形外科へご相談ください。診察と検査に基づいた治療により、症状の改善を目指すことが大切です。

ドケルバン病に対する当院の診療方針|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は、手首の親指側に痛みが生じる疾患で、日常生活や仕事、育児に大きな影響を与えることがあります。当院では、痛みのある部位だけに注目するのではなく、症状が現れた背景や生活環境まで丁寧に確認し、お一人おひとりの状態に合わせた治療を提案しています。

手首の痛みは同じように見えても、原因や症状の強さは患者様によって異なります。そのため、十分な問診と診察を行ったうえで、納得して治療に取り組んでいただけるよう分かりやすい説明を心がけています。

丁寧な問診で症状の原因を把握します

診察では、痛みが始まった時期や痛みが強くなる動作、これまでの経過を詳しくお伺いします。

例えば、育児による抱っこや授乳、仕事でのパソコン操作、調理や介護、スポーツなど、手首を繰り返し使う機会は人それぞれ異なります。こうした日常生活の状況を把握することは、症状の原因を考えるうえで重要な手がかりになります。

また、これまでに治療を受けたことがあるか、市販薬や湿布を使用しているか、生活の中でどのようなことに困っているかも確認し、患者様の不安や希望にも耳を傾けながら診療を進めていきます。

身体診察で痛みの原因を丁寧に確認します

問診の後は、実際に手首や親指の状態を確認します。

痛みの部位や腫れ、熱感の有無、親指や手首を動かしたときの痛み、可動域などを総合的に評価します。また、フィンケルシュタインテストなどの診察を行い、症状がドケルバン病によるものかを慎重に判断します。

手首の親指側が痛む疾患には、母指CM関節症や手関節の靱帯損傷、骨折などが含まれることもあります。そのため、痛みの場所だけで判断するのではなく、さまざまな可能性を考慮しながら診察を行います。

画像検査を活用し、適切な診断を目指します|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は診察所見から診断できることが多い疾患ですが、症状や経過によっては画像検査を組み合わせることで、より正確な診断につながります。

当院では、診察結果を踏まえ、必要に応じて画像検査を行い、症状の原因を総合的に評価しています。

必要に応じてレントゲン検査を行います

レントゲン検査では、骨折や関節の変形、変形性関節症などの有無を確認します。

ドケルバン病そのものはレントゲンで直接診断できる病気ではありませんが、ほかの疾患との鑑別に役立つ重要な検査です。痛みの原因を一つひとつ整理することで、治療方針を立てることができます。

症状に応じて超音波検査を活用します

必要に応じて超音波(エコー)検査を行うことがあります。

超音波検査では、親指を動かす腱や腱鞘の状態をリアルタイムで観察できるため、炎症や腱の肥厚、動きの変化などを確認することが可能です。

保存療法を基本に、お一人おひとりに合わせた治療をご提案します|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は、手術が必要となるケースはあまりありません。当院では保存療法を基本とし、症状の強さや生活環境に合わせた治療方法を選択しています。

患者様の生活への影響をできるだけ少なくしながら、症状の改善を目指すことを大切にしています。

日常生活に配慮した保存療法を行います

治療では、まず親指や手首への負担を減らすことが重要です。

装具を用いて患部を安静に保つ方法や、消炎鎮痛薬による痛みの軽減、生活指導などを組み合わせながら治療を進めていきます。

仕事や育児などで完全に手を休めることが難しい場合は、負担を減らす動作の工夫や、日常生活で注意したいポイントについて具体的に説明いたします。

リハビリテーションと連携し再発予防を目指します

痛みが軽減してきた後は、再発を防ぐことも重要です。

当院では、リハビリテーションと連携し、手首や親指への負担を軽減するためのストレッチや運動療法、生活動作の指導を行います。

無理のない範囲で手の機能を回復させ、日常生活や仕事へ安心して復帰できるようにサポートしています。

必要に応じて高次医療機関をご紹介します

保存療法を行ってもなかなか症状が改善しない場合や、手術をしたほうが症状の改善がみられるのではないかと考えられる場合は、高次医療機関へのご紹介も行っています。

患者様の状態に合わせた医療機関と連携し、継続して安心しながら治療を受けられる体制を整えています。

安心してご相談いただける診療を心がけています

手首の痛みは、「そのうち治るだろう」と我慢してしまう方も少なくありません。しかし、症状が続くことで仕事や家事、育児への負担が大きくなり、生活の質が低下することがあります。当院では、患者様お一人おひとりの話を丁寧に伺い、身体診察や画像検査を行ったうえで、分かりやすく治療方針を説明しています。

手首や親指の痛みが続く場合や、日常生活に支障を感じている場合は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。患者様が安心して治療に取り組めるよう、スタッフ一同サポートいたします。

ドケルバン病とは?原因と症状を分かりやすく解説|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は、親指を動かす腱と腱鞘に炎症が起こることで、手首の親指側に痛みが生じる疾患です。正式には「狭窄性腱鞘炎(きょうさくせいけんしょうえん)」の一つであり、日常生活で手をよく使う方に多くみられます。

初期は違和感や軽い痛みだけの場合もありますが、症状が進行すると物をつかむ、持ち上げる、ひねるといった動作が難しくなることがあります。早い段階で対応することが、症状の改善や慢性化の予防につながります。

ドケルバン病の原因

ドケルバン病は、親指を伸ばしたり広げたりする「短母指伸筋腱」と「長母指外転筋腱」が繰り返し使われることで、腱と腱鞘の間に摩擦が生じ、炎症を起こすことが主な原因だと考えられています。

特に、親指を頻繁に使う動作が続くと、腱鞘の内部が狭くなり、腱がスムーズに動かしにくくなります。その結果、さらに炎症が強くなって、痛みが現れるという悪循環になる場合があります。

また、妊娠中や出産後、更年期などホルモンバランスが変化する時期に発症しやすくなることが知られています。育児による抱っこや授乳などで手首への負担が増えることも、原因の一つだと考えられています。

ドケルバン病の主な症状

代表的な症状は、手首の親指側に生じる痛みです。

特に次のような動作で症状が強くなることがあります。

〇親指を広げる

〇物を握る

〇ペットボトルのふたを開ける

〇フライパンややかんを持つ

〇子どもを抱き上げる

〇スマートフォンを長時間操作する

症状が進行すると、安静にしていても痛みを感じたり、親指を動かす際に引っ掛かるような違和感が出たりすることがあります。炎症が強い場合は、親指の付け根から手首にかけて腫れることもあります。

ドケルバン病になりやすい人と検査方法|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は幅広い年代でみられますが、発症しやすい方にはいくつかの特徴があります。また、ちゃんと検査を行うことで、ほかの疾患との違いを確認しながら診断を進められます。

発症しやすい年代と生活背景

ドケルバン病は20〜50歳代の女性に比較的多いとされていますが、男性でも発症することがあります。

特に発症しやすいのは、次のような方です。

〇乳児を抱っこする機会が多い方

〇手を使う仕事に従事している方

〇パソコンやスマートフォンを長時間使用する方

〇調理や家事を繰り返し行う方

〇テニスやゴルフ、ラケットスポーツを行う方

〇楽器演奏などで親指を多く使う方

一度に強い負荷がかかるというよりも、同じ動作を繰り返すことで徐々に発症するケースが多いということが特徴です。

診断のために行われる検査

診断では、症状の経過や生活状況を確認したうえで、手首や親指の状態を詳しく診察します。

代表的な身体診察としてフィンケルシュタインテストがあります。この検査では、親指を握り込んだ状態で手首を小指側へ曲げ、痛みが誘発されるかを確認します。

さらに、骨折や変形性関節症などほかの疾患が疑われる場合には、レントゲン検査を行います。また、超音波(エコー)検査を実施し、腱や腱鞘の炎症や動きの状態を確認することもあります。

ドケルバン病の治療・予後・再発予防|仙台若林整形外科クリニック

ドケルバン病は、症状に合わせた治療を行うことで改善が期待できる疾患です。一方で、手首への負担が続くと再発することもあるため、治療後のセルフケアも重要になります。

保存療法が治療の基本です

多くの場合、まずは保存療法を行います。

親指や手首をできるだけ安静に保ち、サポーター類を使用して負担を軽減します。また、消炎鎮痛薬や外用薬を用いて痛みや炎症を抑えることもあります。

保存療法であまり改善がみられない場合には、炎症を抑えるための腱鞘内注射をすることがあります。さらに、長期間症状が続き、日常生活への影響も大きい場合には、狭くなった腱鞘を広げる手術を検討することもあります。

予後と再発予防

早期に治療を始められると、保存療法で改善するケースが多くあります。しかし、痛みを我慢しながら手首を使い続けると、治療期間が長くなってしまう可能性があります。

症状が改善した後も、同じ動作を繰り返すような生活を続けてしまうと、再発する可能性があるため注意が必要です。

再発予防のためには、手首や親指に負担が集中しないように工夫することが大切です。また、長時間同じ作業を続ける場合はこまめに休憩を取り、ストレッチも取り入れることがおすすめです。

日常生活でできるセルフケア

セルフケアとしては、痛みが強い時期は無理に動かさず、患部を休ませることが基本です。

育児や仕事で手を使わなければならない場合は、両手を使って物を持つ、親指だけに力を入れないよう意識するなど、負担が分散させるようにしてみましょう。

また、痛みが軽くなってきたら、医師や理学療法士の指導のもとでストレッチや運動療法を行うこともおすすめです。手首や親指の柔軟性を保ち、再発予防につながることがあります。

手首の親指側に痛みが続く場合や、物を握る動作がつらい場合には、自己判断で我慢せず、仙台若林整形外科クリニックへご相談ください。

ドケルバン病で受診した際の診療の流れ|仙台若林整形外科クリニック

初めて整形外科を受診する際は、「どのような診察を受けるのだろう」「どんな検査が必要なのだろう」と不安を感じる方も多いです。

当院では、患者様のお話を丁寧に伺い、診察や検査を行ったうえで、お一人おひとりの症状や生活環境に合わせた治療方針を提案しています。ここでは、ドケルバン病が疑われる場合の一般的な診療の流れをご紹介します。

受付・初診

ご来院後は受付を行い、問診票をご記入いただきます。

現在の症状だけでなく、痛みが始まった時期やきっかけ、既往歴、服用中のお薬なども記入いただきます。これらの情報は診断や治療方針を検討するうえで大切な情報となります。

他院で検査を受けた結果や画像データ、お薬手帳などをお持ちの場合は、受付時にご提示ください。

問診

診察では、まず医師が詳しくお話を伺います。

痛みが現れた時期や症状の変化、どのような動作で痛みが強くなるのかを確認します。また、育児や仕事、スポーツなど、日常生活で手首を使う場面についてもお聞きします。

さらに、これまでに湿布や市販薬を使用したか、症状が生活にどの程度影響しているかなども確認し、患者様お一人おひとりに合わせた治療方法を検討します。

身体診察と必要に応じた画像検査|仙台若林整形外科クリニック

問診で得られた情報をもとに、手首や親指の状態を詳しく診察します。画像検査と組み合わせることで、痛みの原因を総合的に評価します。

身体診察

医師が痛みの部位や腫れ、圧痛の有無、親指や手首の動きなどを確認します。

また、親指を動かした際の痛みや機能障害の程度を確認し、ドケルバン病に特徴的な所見がみられるかをみていきます。

診察では、母指CM関節症や手関節の靱帯損傷など、似た症状を示す疾患との違いについても慎重に判断します。

必要に応じた画像検査

診察結果から必要だと判断した場合は、レントゲン検査や超音波(エコー)検査を行います。

レントゲン検査では、骨折や関節の変形など、ほかの疾患が隠れていないかを確認します。

超音波検査では、腱や腱鞘の状態を観察し、炎症や腱の動きの変化をみていきます。

これらの検査結果と診察所見を合わせて総合的に判断し、患者様へ分かりやすく説明いたします。

診断後の治療と経過観察|仙台若林整形外科クリニック

診断結果を説明した後は、患者様の症状や生活環境、ご希望を踏まえて治療方針を決定します。治療開始後も定期的に状態を確認しながら、治療内容の見直しをしていきます。

治療方針をご説明します

検査結果をもとに、現在どのような状態なのかをできるだけ分かりやすい言葉で説明いたします。

そのうえで、治療方法の選択肢や期待される効果、日常生活で注意していただきたい点についてもお伝えします。ご不明な点や不安なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

患者様に十分ご理解・ご納得いただいたうえで治療を開始することを大切にしています。

保存療法・リハビリテーション・生活指導

ドケルバン病は、多くの場合、保存療法が治療の中心となります。

症状に応じてサポーター類による固定や消炎鎮痛薬を使用し、親指や手首への負担を軽減します。また、リハビリテーションを行い、手首や親指の柔軟性や機能の回復を目指します。

さらに、仕事や家事、育児で手首を酷使しやすい方には、負担を軽減する動作や生活上の工夫についても具体的にアドバイスいたします。

保存療法であまり改善がみられない場合は、腱鞘内注射などの治療を検討します。

経過観察と再評価

治療開始後は、痛みの変化や手首の動き、日常生活への影響などを定期的に確認します。

症状が改善している場合は、固定期間や治療内容を調整しながら、徐々に通常の生活へ戻れるようサポートします。

一方で、なかなか症状が改善しない場合や再発を繰り返す場合は、改めて診察や検査を行い、治療方針を見直しします。

保存療法であまり改善がみられず、日常生活への支障が大きい場合は、患者様と十分に相談したうえで、高次医療機関へのご紹介を提案することもあります。

治療終了後も再発予防をサポートします

症状が改善した後も、再発を防ぐためには手首への負担を減らすことが大切です。

当院では、仕事や育児、スポーツなど、それぞれの生活スタイルに合わせたセルフケアや再発予防のポイントを説明しています。

手首の親指側に痛みを感じる場合は、無理をせず早めにご相談ください。患者様お一人おひとりの症状に寄り添い、安心して治療を受けていただけるように継続してサポートいたします。

ドケルバン病に関するよくある質問(FAQ)|仙台若林整形外科クリニック

Q1. ドケルバン病は自然に治りますか?

A. 軽症で手首や親指を十分に休められる場合は、症状が改善することがあります。

当院の所感 診療にて、「そのうち治ると思って様子を見ていたら、数か月経っても痛みが改善しない」というご相談を受けることがあります。ドケルバン病は、親指を動かす腱と腱鞘に炎症が起こることで発症します。炎症が軽いうちであれば、安静や生活動作の見直しだけで改善することもあります。しかし、仕事や育児などで安静にするのが難しい方は炎症が長引いてしまうことがあります。痛みをかばいながら生活すると、反対の手や肩、肘などに負担がかかることもあります。また、症状が長引くほど、改善までの時間がかかってしまう傾向があります。「少し休めば治るだろう」と自己判断するのではなく、症状が続く場合には原因を確認することが大切です。早い段階で治療を開始することで、日常生活への影響を最小限に抑えられる可能性があります。

Q2. ドケルバン病と腱鞘炎は違う病気ですか?

A. ドケルバン病も腱鞘炎の一種です。

当院の所感 「腱鞘炎と言われたことはあるけれど、ドケルバン病とは何が違うのですか」という質問をいただくことがあります。腱鞘炎とは、腱が通るトンネル状の組織である「腱鞘(けんしょう)」に炎症が起こる病気の総称です。その中でも、手首の親指側にある長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の腱鞘で炎症が起こるものをドケルバン病と呼びます。一方で、手のひら側の指に起こる「ばね指」も腱鞘炎の一種です。どちらも腱鞘炎ですが、炎症が起こる場所や症状、治療方法には違いがあります。痛みの場所だけでは判断が難しい場合もあるため、診察を受けて原因を確認することが重要です。

Q3. ドケルバン病では手術が必要になりますか?

A. 多くの患者様は保存療法で改善が期待できます。

当院の所感 ドケルバン病は「手術をしなければ治らないのでしょうか」と心配される方がいらっしゃいます。一般的に、安静や装具療法、消炎鎮痛薬、リハビリテーション、腱鞘内注射などを組み合わせた保存療法が治療の基本です。保存療法であまり改善がみられない場合や、長期間強い痛みが続いている場合、日常生活や仕事への支障が大きく出ている場合には、手術が検討されることがあります。手術をすることで腱が滑らかに動けるようにします。すべての患者様に手術が必要なわけではありません。当院では、症状や生活背景を十分に考慮しながら、患者様と相談したうえで治療方法を提案していきます。

Q4. ドケルバン病になったら仕事や家事を休まなければいけませんか?

A. 必ずしも仕事や家事を休む必要はありません。

当院の所感 実際の診療にて、「仕事を休めない」「育児があるので手を使わないのは難しい」というご相談を多くいただきます。ドケルバン病は、親指や手首を繰り返し使うことで炎症が悪化しやすくなりますが、当院では患者様の生活スタイルに合わせて、負担を軽減する方法を一緒に考えています。例えば、抱っこの方法を変えてみたり、両手で荷物を持つようにしたり、長時間同じ作業を続ける場合はこまめに休憩を取ることなどが役立ちます。また、サポーター類を使用することで痛みが軽減できる場合もあります。無理をして痛みを我慢し続けることは避けましょう。症状が続く場合は早めにご相談いただくことで、生活への影響をできるだけ少なくしながら治療を進められる可能性があります。

Q5. 湿布や市販薬だけでドケルバン病は治りますか?

A. 湿布や市販の痛み止めで症状が一時的に和らぐことはありますが、それだけで根本的に改善するとは限りません。

当院の所感 「湿布を貼っているけれど治らない」「市販薬を飲めば様子を見ても大丈夫でしょうか」とご相談いただくことがあります。湿布や市販の消炎鎮痛薬には、炎症や痛みを和らげる効果が期待できますが、ドケルバン病は、親指を動かす腱と腱鞘に繰り返し負担がかかることで起こる症状です。薬だけでは十分な改善が得られないこともあります。また、痛みが軽くなったことで無理に手首を使い続けてしまうと、炎症が再び強くなってしまう可能性があります。症状によっては、サポーター類による固定やリハビリテーション、注射治療などを組み合わせることで改善が期待できます。市販薬を使用しても症状が続く場合は、自己判断を続けずに早めの整形外科受診をご検討ください。

Q6. ドケルバン病は再発しますか?

A. ドケルバン病は、一度改善しても再発する可能性があります。

当院の所感 ドケルバン病は、仕事や育児、家事などで同じ動作を繰り返すことで発症することが多いです。そのため、改善後も同じような負担をかけ続けてしまうと再発する可能性があります。例えば、長時間スマートフォンを操作する、片手で重い荷物を持つ、親指に力を入れる作業を続けるなどの動作は、手首への負担が蓄積しやすくなります。再発予防のためには、作業の合間に休憩を取ることや、両手を使って荷物を持つこと、親指だけに負担をかけない持ち方を意識することが大切です。症状が改善した後も、ストレッチや手の使い方を見直すことで、再発リスクを軽減できる可能性があります。不安なことがあれば、診察時にお気軽にご相談ください。

Q7. 育児中でもドケルバン病の治療は受けられますか?

A. はい、育児中でも治療を受けることは可能です。

当院の所感 ドケルバン病は、出産後の女性によくみられる疾患の一つです。抱っこや授乳、おむつ交換などで親指や手首を繰り返し使うため、知らないうちに負担が蓄積しやすいです。「子どもを抱っこしないわけにはいかない」「手を休めることが難しい」と感じている方も多くいらっしゃいます。そのため当院では、症状だけを見るのではなく、育児の状況も踏まえて治療方針を考えています。サポーター類の使用方法や抱っこの姿勢、負担を減らす工夫など、日常生活で取り入れやすい方法についても説明しています。症状が軽いうちに治療をはじめることで、育児への影響をできるだけ少なくできる可能性があります。我慢を続ける前に、一度当院へご相談いただくことをおすすめします。

Q8. 手首の親指側が痛む場合、どのようなときは整形外科を受診すべきですか?

A. 数日たっても痛みが改善しない場合や、物を握る・持ち上げる動作で痛みが強くなる場合は、整形外科の受診をおすすめします。

当院の所感 手首の親指側の痛みは、ドケルバン病だけでなく、母指CM関節症や靱帯損傷、骨折など、さまざまな原因で起こる可能性があります。特に、親指を動かすたびに痛む、ペットボトルのふたを開けにくい、子どもを抱き上げる動作がつらいといった症状が続く場合は、専門的な診察を受けることが大切です。また、転倒やスポーツで手首を強くぶつけた後に痛みが出た場合は、骨折などが隠れている可能性もあります。当院では、丁寧な問診と身体診察に加え、レントゲン検査や超音波検査を行い、症状の原因を総合的に評価しています。「これくらいなら様子を見ても大丈夫だろう」と我慢してしまう方もいらっしゃいますが、早めに原因を確認することで、痛みの改善につながる場合があります。手首の痛みが続くときは、お気軽にご相談ください。

仙台若林整形外科クリニック

〒984-0826
宮城県仙台市若林区若林2丁目7-34 ゼライスタウン若林

長町一丁目駅から徒歩15分 駐車場250台完備
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当院は金曜日・土曜日が休診ですが、日曜日と祝日は午前(9:00〜12:30)および午後(14:30〜17:30)も通常通り診療しております。平日お忙しい方も安心してご来院ください。