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2026.9.6

歩くと足がしびれるのは何科?脊柱管狭窄症のサイン

脊柱管狭窄症のサイン「歩くと足がしびれる」は何科?整形外科での検査と治療の流れ

脊柱管狭窄症のイメージ画像

しばらく歩くと足やお尻にしびれや痛みが出て、少し前かがみで休むとまた歩けるようになる。そんな症状を「年齢のせいだから」と受け流していませんか。この「歩く→しびれる→休むと楽になる」という特徴的なパターンは、腰部脊柱管狭窄症のサインである可能性があります。

このような症状が出た場合、まず受診すべきは整形外科です。腰部脊柱管狭窄症は、日本整形外科学会が解説する通り、加齢に伴って背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されることで症状が起こる病気です。特徴的なのは、歩き続けると足のしびれや痛みが強くなり、前かがみで休むと再び歩けるようになる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」という症状です。この特徴が、単なる筋肉の疲労や他の病気と見分けるポイントになります。

見分け方の比較表:間欠性跛行のタイプ

歩くと足がしびれる症状には、実は「神経が原因」のものと「血管が原因」のものがあり、対応する診療科が異なります。

項目 脊柱管狭窄症(神経性) 血管性(閉塞性動脈硬化症など)
前かがみ・自転車 前かがみになる、自転車をこぐ姿勢だと楽になりやすい 姿勢を変えても改善しにくい
症状の範囲 腰から足にかけてのしびれ・痛み 足全体の冷感・だるさを伴うことが多い
休み方 しゃがむ、座るなど前かがみの姿勢で休むと回復 立ち止まるだけでも回復することがある
対応する診療科 整形外科 循環器内科・血管外科

ご自身の症状がどちらに近いか分からない場合も、まずは整形外科で検査を受けることで、原因の切り分けが可能です。

整形外科での検査と治療の流れ

  1. 問診:症状が出るタイミング、歩ける距離、休むと楽になるかどうかなどを詳しく確認します。
  2. 身体所見の確認:姿勢による症状の変化、足の感覚・筋力、反射などを確認します。
  3. 画像検査:レントゲンで骨の状態を確認し、必要に応じてMRI検査で神経の圧迫状態を詳しく調べます。
  4. 診断・治療方針の説明:症状の程度に応じて、内服薬、神経ブロック注射、コルセットなどの装具療法、リハビリテーション科での運動療法などから治療方針をご提案します。
  5. 経過観察・治療の継続:保存療法で症状の変化を確認しながら、必要に応じて治療内容を見直します。

NG行動とその根拠

  • 「年のせい」と自己判断して受診を先延ばしにする:間欠性跛行は放置していても自然に治る症状ではなく、進行することで歩ける距離がさらに短くなる場合があります。
  • 痛み止めだけで長期間やり過ごす:症状の原因を確認しないまま鎮痛剤でしのぎ続けると、坐骨神経痛腰椎椎間板ヘルニアなど、他の原因の可能性を見逃す恐れがあります。
  • 歩くのが怖くて活動量を極端に減らす:過度な安静は筋力低下につながり、かえって歩行能力の低下を招く可能性があります。

【危険信号】早期受診が必要なサイン

以下のような症状を伴う場合は、経過観察ではなく速やかな受診をおすすめします。

  • 足の力が入りにくい、つまずきやすくなった
  • 尿漏れ、排尿・排便のコントロールがしにくいと感じる
  • 安静にしていても足のしびれ・痛みが続く
  • 症状が急速に悪化している

(参考:日本整形外科学会「腰痛」症状・病気をしらべる)

仙台若林整形外科クリニックの診療体制

当院では、日本整形外科学会専門医の院長が、レントゲン検査で骨の状態を確認したうえで、症状に応じた治療方針をご提案します。内服薬やブロック注射による症状緩和だけでなく、国家資格を持つ理学療法士・作業療法士によるリハビリテーション科では、歩行能力の維持・改善を目指した運動療法も行っています。

慢性的な腰の痛みや足のしびれでお悩みの方は、自己判断で様子を見続けず、原因を確認することから始めましょう。

まとめ

「歩くと足がしびれるが、前かがみで休むと楽になる」という症状は、腰部脊柱管狭窄症の特徴的なサインです。何科を受診すべきか迷ったら、まずは整形外科で検査を受け、原因を明らかにすることが治療の第一歩になります。危険信号に該当する症状がある場合は、早めにご相談ください。

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【監修者情報】

この記事は、日本整形外科学会専門医である仙台若林整形外科クリニック院長が監修しています。

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